ランドセルの疑問・質問

入学準備 防犯ブザーはランドセルの必需品!正しい選び方と注意点

小学生の登下校において今や必須アイテムともいえる防犯ブザー。ランドセルのどこかしらに付けているお子さまが増えていますが、宝の持ち腐れとなっているケースも……。防犯ブザーの役割をしっかりと果たしてこそ、お子さまの安全が守れるんです!



そもそも防犯ブザーとは?防犯笛でもOK?


ランドセルに付けられた防犯ブザー


防犯ブザーでSOSを知らせよう


保育園や幼稚園への通園には親の送迎がありましたが、小学校にあがるとお子さまだけで登下校するようになり、防犯ブザーは必須アイテムとなります。不審者に襲われた時に、恐怖で声が出せなかったり、口をふさがれてしまったりした時など、防犯ブザーは自分の声の代わりに周りの大人にSOSを知らせる役割を果たしてくれます。


防犯ブザーを使うと日常あまり聞きなれない大音量のアラーム音が鳴り響き、周囲は何か非常事態が起きていることを容易に察知できます。この大音量により、誰か助けが来るかもしれない…と思った不審者が退散し、犯行を防止することが期待できます。


防犯笛もおすすめ!


防犯ブザーは押したり引っ張ったりして音を鳴らすタイプが一般的ですが、ホイッスル(笛)タイプもあります。小学校や市区町村から配布されることもある防犯笛は、ブザー音を鳴らすタイプと同様に、人の耳に届きやすい音を出して注意をひくことができます。ただし、襲われそうになってお子さまがパニックになっている状態で笛を吹けるかどうかは疑問もあります。しかし、ブザー音を鳴らすタイプでよく弱点とされる、誤作動により止められない、電池切れを起こして作動しない、といった心配はありません。


知っておきたい!防犯ブザーを選ぶポイント


防犯ブザーのイラスト


防犯ブザーに必要な音量


様々な音量の防犯ブザーがあり、音が大きければ大きいほど周囲へ知らせる効果は高くなります。防犯ブザーとして十分な効果を発揮するには、周りの騒音にかき消されにくい90dB(デシベル)以上の大音量タイプがおすすめです。また、音量だけでなくブザー音にも種類があります。購入の際は実際に鳴らしてみて、耳に響きやすいタイプを選びましょう。


防犯ブザーの鳴らし方&止め方


防犯ブザーの鳴らし方はピンを引く、ボタンを押すなどが主流です。お子さまに触らせてみて使いやすいタイプを選んでください。操作方法を知らないと音が簡単に止められないタイプもあります。


ピン方式の防犯ブザーには、「ピンが抜けきって音が鳴る」タイプと「ピンが抜けきらないで音が鳴る」タイプがあります。ピンが抜けきるタイプの場合は、不審者に襲われそうになった時にお子さまがピンをどこかに投げてしまえば、ブザーが不審者の手で止められることはありません。一方で、ピンが抜けきらないタイプでは、ピンを戻すだけで不審者に簡単に音を止められてしまいます。防犯効果を高めるにはピンの抜けきるタイプがおすすめです。


防犯ブザーのデザインや色


最近では見た目にもこだわったタイプが発売されています。かわいいキャラクターがほどこされていたり、キーホルダーに見えたりするものなどがあります。ピンクやライトブルーなどのパステルカラーを使ったものもあり、お子さまにとってはおしゃれなグッズの一つとして良いかもしれませんが、周りから見て明らかに防犯ブザーと分かる方が効果的です。なぜなら「この子は防犯ブザーを持っている」と一目で分かった方が不審者のターゲットから外れる可能性が高くなるからです。


目立つ色を選ぶことも重要なポイントです。ランドセルと同系色ではなく、反対色や蛍光色のものを使いましょう。例えば、黒いランドセルなら白、赤いランドセルなら蛍光グリーンというように、購入の際は防犯ブザーが目立つ色の組み合わせを意識してくださいね。LEDライト付きでブザーが鳴ると同時にライトが点滅するタイプもあり、危険な状態であることを周りに音と光の両方で知らせることができます。


その他に注意したいこと


防犯ブザーはお子さまが毎日持ち歩くものですから、丈夫に作られているものを選びましょう。また、強い防水機能がついたものを選ぶと雨の日も安心ですよ。


見落としがち!防犯ブザーを付ける場所は?


防犯ブザーを付ける金具


防犯ブザーをとりあえずランドセルに付けておけばいいと思っていたら、それは大間違いなんです! ランドセルの中や側面に取り付けるのはNG。緊急時にランドセルの中から出す時間はありませんし、側面にあると背負ったままでは手が届きにくく使いづらいからです。


いざという時に、お子さまがすぐに手の届く場所にあることが最も重要。最近では肩ベルトの胸の高さ辺りに防犯ブザー用のフックがついているランドセルが多くなっています。ただし、個人差があるためその箇所にこだわらず、お子さまが使いやすい位置を探してくださいね。


利き手によっても使いやすい位置は異なります。一般に右利きの場合は左の肩ベルト、左利きであれば右の肩ベルトに防犯ブザーを付けておくと使いやすいといわれています。実際にランドセルを背負って、どちら側に手が届きやすいかを確認しましょう。


また、防犯ブザーを首から下げるのもやめましょう。不審者は防犯ブザーを奪おうとする可能性が高く、その際にお子さまの首が絞まってしまうことがあるからです。


忘れるべからず!防犯ブザーの練習と点検


防犯ブザーの点検


親が良かれと思って購入した防犯ブザーでも実際に使うのはお子さまです。特に入学したばかりで初めて防犯ブザーを持つ場合は、鳴らし方がわからない場合もあります。また、引っかかって鳴ってしまうなど誤作動が起きる可能性も。そのため、入学前には防犯ブザーの鳴らし方や止め方を何度か練習しておきましょう。不審者に出会った時に防犯ブザーを押すタイミングも、教えてあげられるといいですね。


防犯ブザーは毎日の登下校でお子さまが持つため、どこかにぶつけたりして知らない間に壊れている場合や、消耗品のため自然に故障する場合もあります。そのため、1カ月に一度を目安に鳴るかどうかの確認をしておきましょう。その際に電池も交換しておくと安心です。購入時に電池が入っていた場合は出荷時のテスト用ですぐ残量がなくなる可能性もあるため、入学前に電池交換しておくことをおすすめします。


シチュエーション練習で危険から身を守る


走っている男の子2人


 


防犯ブザーの練習ができたら、最後に危険を想定したシミュレーションをしてみましょう。



  • 知らない人から声をかけられてもついていかない

  • 食べ物やカード等おもちゃをあげると言われてももらわない

  • 知らない人とは距離(手が届かない程度)をとる

  • 不審な人の車の向きと逆向きに逃げる


お子さまも、知らない人にはついていかないという基本はわかっているはず。でも、「お母さんのぐあいが悪くて迎えに来れないから、代わりに来たよ」や「お父さんが事故に遭ってしまった」など、あたかも親兄弟と知り合いかのような雰囲気や、家族の病気・事故を伝えてお子さまを惑わせる手口には引っかかってしまうことが多いです。こういったことも想定して、お子さんと練習してみてくださいね。


まとめ


入学準備の様子


 


不審者からお子さまを守る防犯ブザー。お子さま自身に防犯ブザーの必要性や肩ベルトに付けておく意味を理解させることも忘れないでくださいね。そして、万一の時にしっかり対応できるように準備しておきましょう。


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