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ランドセル通信
ランドセルの疑問・質問
2024.12.3
ランドセルリメイク、いつするのが正解? 人気の加工例もご紹介
小学校時代の思い出がたくさん詰まったランドセル。卒業したら処分するのは少しもったいないですよね。
ランドセルを革小物にリメイクすれば、卒業後も長く使い続けることができますよ。
この記事では、ランドセルのリメイクについてご紹介します。
目次
ランドセルをリメイクするタイミングは?
ランドセルは、どのタイミングでリメイクするものなのでしょう?
卒業して使わなくなったらすぐにでもいいですし、しばらくそのまま保管しておいて、人生の節目にリメイクするという方法もあります。
リメイクには一般的に数ヵ月~1年程度の日数を要する場合が多いようです。
記念として作るなら、依頼する業者の製作期間を確認して早めに手配をしておきましょう。
卒業の記念に
小学校卒業の記念にランドセルをリメイクすれば、別の革小物としてこれからもずっと愛用することができますよ。
卒業のタイミングで依頼してはいかがでしょうか。
進学・成人などの節目に
ランドセルの革を活用して、大人になっても使える革小物が作れます。
高校や大学進学、または成人した記念など、人生の節目にランドセルをリメイクして、長く愛用できる革小物を作るのも素敵ですね。
おじいちゃん・おばあちゃんの誕生日に
ランドセルはおじいちゃん・おばあちゃんからの入学祝いという家庭も多いですよね。
ランドセルを使い終えたら、おじいちゃんとおばあちゃんの誕生日のお祝いに、ランドセルをリメイクした革小物を贈ってはいかがでしょうか。
孫が使っていたランドセルから生まれ変わったプレゼントは、きっと喜ばれることでしょう。
ランドセルはどこでリメイクできる?費用は?
ランドセルは革製品を取り扱う工房や、ランドセルメーカーなどでリメイク可能です。
羽倉ランドセルでも、パスケースやキーケースへの「リメイクサービス」を行っています。
リメイクをおこなっているランドセルメーカーでは、主にミニランドセルへのリメイクを受け付けています。
また、革製品の工房であれば、さまざまな革小物へのリメイクが可能。
実用的な革小物として卒業後も役立てたい方におすすめです。
料金はリメイクするものによって異なり、相場は1,000円~30,000円程度。
なかには料金一律で、複数の革小物をセットで作ってくれる工房もあります。
ランドセルのリメイクで人気の5アイテム
使い終えたランドセルを小学校の思い出としてそのまま保管しておくのもいいですが、革小物にリメイクすれば、これからもずっと愛用することができます。
それこそが物を大事にするということかもしれませんね。
ランドセルからリメイクできる革小物はキーホルダーやキーケース、財布・小銭入れやパスケース・カードケース、
ブックカバーやペンケース、バッグやベルトなど、さまざまなサイズ・用途のアイテムがあります。
その中でも人気のリメイク例を5つご紹介します。
例1.財布
実用的な革小物へのリメイクなら、財布が人気です。財布はほとんど毎日使うもの。
ランドセルの上質な革で作ったものであれば、きっと愛着が持てるでしょう。
中学生や高校生になると少し大人っぽい財布を持ちたくなるでしょうから、ランドセルを本革の財布にリメイクしてあげてはいかがでしょうか。
料金の相場は長財布なら10,000円~30,000円程度、コインケースなら2,000円~5,000円程度となっています。
丈夫な革でリメイクした財布なら、きっと長く使うことができるでしょう。
例2.定期入れ、名刺入れ
学生から社会人まで使える定期入れや、就職の記念として名刺入れなど、毎日手放せない革小物にリメイクするのもおすすめです。
リメイクなので、人とかぶらない自分だけのオリジナル品が完成します。
きっといつまでも大切に使いたくなるでしょうね。
料金の相場は5,000円~10,000円前後となっています。
例3.スマホケース
中学校入学を機にスマートフォンを持たせる家庭も多いようです。
ほとんどのスマホユーザーはカバーをつけていますが、シンプルなタイプやキャラクターのものは人とかぶりがちですよね。
ランドセルをリメイクしたスマホケースなら、品格が感じられる特別なスマホケースが完成します。
毎日何度も手に取るスマホのケースに加工して、ランドセルを役立ててはいかがでしょうか。
料金の相場は5,000円~10,000円程度です。少し高価ではありますが、
お店では買えない自分だけのスマホケースなので、愛着を持って長く大切に使うことができるでしょう。
例4.写真立て
ランドセルの内側のポケットについている窓の部分を利用して、写真立てにすることもできます。
小学校時代の思い出の写真をランドセルでリメイクした写真立てに入れて飾るのも素敵ですね。
おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントすると喜んでもらえるでしょう。
写真立てへのリメイクの相場は3,000円~5,000円程度です。
例5.ミニランドセル
思い出のランドセルを保管しておきたいけれど場所がなくて……という方におすすめなのが、ミニランドセルへのリメイクです。
机の上に飾れる程度の大きさになったミニランドセルは、小物入れとしても使えます。
ミニランドセルを作った残りの革で、小物を作ってくれる工房もありますよ。
ランドセルの形をそのまま残しておきたい方は、ミニランドセルへのリメイクを検討してみてはいかがでしょうか。
料金の相場は8,000円~15,000円程度です。
ランドセルリメイクの注意点
ランドセルをリメイクするときに、知っておいた方がいい注意点をお伝えします。
劣化が激しいランドセルはリメイクできない
どんなランドセルでも再活用できるわけではありません。
汚れがひどいもの、ひび割れがあるものはリメイクすることができません。
リメイク可能か判断する方法として、かぶせのひびが入っていない部分を1分間ほど折り曲げてみましょう。
ヒビが入ったり、裂けたりするようであれば、リメイクはできません。
判断に迷うようならリメイクをおこなっている工房に対応可能か問い合わせてみてください。
完成までに期間がかかる
リメイクは手作業でおこなわれますので、注文から完成までに数ヵ月から1年程度の期間がかかります。
それ以上に制作期間がかかる工房もありますので、注文してすぐにできるわけではないことを理解しておきましょう。
ランドセルリメイクで卒業後もずっと一緒に
ランドセルは小学生時代の大切な思い出が詰まっています。
そのまま保管ということもできますが、リメイクすれば卒業後も形を変えてずっと愛用することができるでしょう。
ランドセルを卒業後にどうするか迷っている方は、リメイクして活用する方法を検討してみてはいかがでしょうか。
羽倉ランドセルのリメイクサービス
羽倉では、羽倉のランドセルをご購入いただいたお客様へ「ランドセルリメイク」の有料サービスを行っています。
6年間使ったランドセルを、「ペンケース」や「キーチャーム」など日常使いできる革小物にリメイクいたします。
小さなキズも使い込んだ風合いも大切に生かしながら、職人たちが新たな命を吹き込みます。
ご卒業後にどうぞご利用ください。