「鞄の街」豊岡からお届け
ランドセル通信
ランドセルの疑問・質問
2024.4.16
ランドセルの持ち手って必要? 最近増えた理由とメリット・デメリットも
最近ランドセルの背あての上部に「持ち手」がついているものが増えています。
親世代が小学生の頃はついていなかったものですが、今なぜ増えてきているのでしょう?
今回は、持ち手が増えた理由や、メリットとデメリットについてご紹介します。
目次
ランドセルに持ち手って必要なの?
最近は持ち手がついたランドセルが増えてきましたが、ついていないランドセルもあります。
ランドセルを選ぶときに持ち手は重視すべきなのでしょうか?
ランドセルに持ち手は必要なのか考えてみましょう。
親世代のランドセルにはついていなかった
持ち手がついたランドセルが増えてきたのは、ここ最近のことです。
親世代のランドセルには、持ち手がついていませんでしたよね。
当時、持ち手がないからといって特に不便さを感じた人は少なかったのではないでしょうか。
「なくても困らない」「あると便利」「危ない」との声
ランドセルを持つときに、金具のフックでは指が痛くなるので、持ち手があると楽に持ち運びができます。
小学生のお子さんをもつ保護者の方々からも、「どうしてもないと困るというものではないけど、あると持ちやすくて便利だった」といった声があります。
一方で、「持ち手で子どもが危ない目にあった」という声も。
持ち手つきランドセルが増えた背景と、皆さんの声を順に見ていきましょう。
最近持ち手つきランドセルが増えてきた理由は?
ランドセルも少しずつ変わってきています。最近持ち手付きランドセルが増えてきたのはなぜなのでしょう?
人工皮革の進化で、つけてもそれほど重みを感じないから
持ち手つきランドセルは人工皮革のものが中心です。人工皮革の進化で軽量化しているため、
持ち手をつけてもそれほど重みを感じないということが持ち手つきタイプが増えた理由の1つと考えられます。
本革の場合、やはり重みが増してしまいますので、工房系では持ち手を不採用にしているところが多いです。
親がランドセルを持ち運びしやすいように
昔に比べると、親がランドセルを持ってあげる機会が増えたと言われています。
教科書などを入れるとランドセルはかなり重いので、「少しでも持ってあげたい」と思う親御さんが多いのかもしれませんね。
親が持ってあげるとき、持ち手があればまっすぐ持てますし、持ちやすくて便利です。
子供も学校で棚から出すときに持ち手を引っ張ることがあるでしょうが、持ち手があって便利だと感じるのは親の方かもしれませんね。
持ち手のメリット・デメリットを口コミから紹介
持ち手つきランドセルについての口コミを見てみると、「あると便利」というものもあれば、「あると危険」という声も見られます。
また、「あってもなくてもどちらでもいい」という意見もありました。それぞれの口コミを見ていきましょう。
「あると便利派」の口コミ
- 親が持ってあげたときや、子供に渡すときにあると便利
- 金具は痛いし子供がけがをするかも?持ち手があると安全
- 机の横などに吊るすとき便利
- 子供が学校のロッカーから出しやすい
「無くても困らない」派の口コミ
- 最初からなければ不便と感じることもない
- ついていたら便利ではあるがなくて困るものでもない
「あると危険」派の口コミ
- 後ろから友達に持ち手を掴まれて転倒した
確かにあると便利ですが、「ないから」といって困るものでもなさそうです。
また、友だちが後ろから引っ張ると転倒してしまう危険性も。
後ろに倒れたときにランドセルがクッションになりますが、それでもケガをする危険性がありますので、少し心配ですね。
メリットとデメリットを考えて、持ち手つきにこだわるか検討してみてください。
本当?「持ち手があるとランドセルが傷まない」説
持ち手があった方がランドセルが傷まないという声もあります。しかし逆の意見もありますので、それぞれ見てみましょう。
持ち手採用メーカーの声
持ち手がなかったら、教室のロッカーからランドセルを出すときに、肩ベルトを持たなくてはなりません。
片方の肩ベルトを引っ張って持ち上げることが型崩れの原因になることもあります。
型崩れすると、背負い心地が悪くなり、肩に負担がかかることになってしまうでしょう。
持ち手があれば、肩ベルトを引っ張る必要はなくなります。
また、金具を持って指を挟んでしまう子供もいますので、持ち手をつけることで、金具によるケガを防ぎます。
親御さんにとっては持ち手があることによって、ランドセルを持ち上げる時や置く時、楽に持てるというメリットがあります。
このような理由でランドセルに持ち手を採用しているようです。
持ち手不採用メーカーの声
持ち手があると、ロッカーからランドセルを出すときに持ち手を持って引きずってしまいます。
また、引きずった勢いで床に叩きつけてしまい、傷む原因になる可能性もあるでしょう。
それに加え、ランドセルを背負っているときに、持ち手を後ろから引っ張って遊ぶ子供がいると、転倒につながります。
このような理由で、持ち手はあえてつけないメーカーもあります。
また、小さなパーツとはいえ持ち手の分だけ重量も増えますので、持ち手の利便性よりも軽さを重視してつけていないケースもあるようですね。
ロッカーから出すときは持ち手を引っ張ないように注意
ランドセルをロッカーから出すときに持ち手を引っ張ると、大切なランドセルを傷める原因になってしまいます。
たとえ持ち手がついていても、左右両側からランドセルを両手で持ち、丁寧に出すことをおすすめします。
6年間できるだけきれいに使うためにも、子供にはランドセルを引きずらずに大切に扱ってほしいですね。
持ち手は親にとって便利ですが利用時には注意を
口コミやランドセルメーカーの声を参考にすると、ランドセルに持ち手がついていたら確かに便利なようです。
ただ、ついていないからといって困るほどのものではなく、絶対に必要なものでもありません。
実際、子供の代わりに親が持ってあげるときに役立ちますので、どちらかというと子供より親にとって利便性が高いパーツと言えるでしょう。
ランドセルを選ぶときにポイントとなる要素はいくつかありますが、持ち手は決め手になるほど重要なパーツとは言えません。
そのため、もし気に入ったランドセルに持ち手がついていなかったとしても、それを理由に諦めたりしなくてよいのではないでしょうか。
持ち手がなくても不便に感じることはあまりなさそうなので、安心して購入してください。
持ち手があるランドセルを購入する場合は、ロッカーに出し入れするとき持ち手を持たず、丁寧に扱うようお子さんに伝えておきましょう。
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