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ランドセル通信
ワンポイントアドバイス
2023.10.24
ランドセルはシンプルが人気!選ばれる理由と個性を出す方法
シンプルなランドセルが人気です。定番の形の装飾も少ないランドセルで、上質な素材を使ったものや、さりげない個性を出すことができる工房系のものを中心に注目が高まっています。そんなランドセルが選ばれている理由と、子どもに勧める方法を紹介します。
目次
シンプルなランドセルが選ばれている理由
飽きのこないデザインで長く愛用できる
シンプルなデザインは飽きがこないので、子どもも長く気に入って使うことができます。
装飾の多いタイプのランドセルは入学時には良いですが、大きくなると嫌がる場合もあります。なるべく長い間、好んで使って欲しいと思うのなら、シンプルなデザインの方が良いと考えている親も多いのです。
素材の良さがよくわかる
ランドセルはかばんです。そのため素材の質感や特徴が見た目や使い勝手に関わってきます。
シンプルなデザインのランドセルは素材の良さがよくわかります。牛革やコードバンという馬のお尻の皮を使ったものは、使い込むと味が出てくるので、シンプルなデザインが良く合います。
親世代・祖父母世代からも高評価
ランドセルは祖父母がプレゼントするという家庭も多いですね。その際に最も好まれるのが、シンプルなランドセルです。祖父母世代や親世代には、装飾の多いデザインのランドセルが好きではない人も多くいます。理由としては次のようなことが挙げられます。
・飽きがきてしまうのでは、という心配
・学校に持っていくには華美すぎる印象
そのため、シンプルなデザインに人気が集まっています。
カバーをつけるからランドセルはシンプルに
ランドセルカバーの使用を前提にランドセルを選ぶ人も多くいます。さまざまなカバーを楽しむには、土台となるランドセルはシンプルなものの方が合わせやすいです。
低学年の間はカバーを付けて装飾系のランドセルに変身させ、高学年になったらカバーなしのシンプルな状態で使う人も多いですよ。
最近のランドセルの傾向は?
女の子のランドセルは2極化
入学前の女の子には、人工皮革のモデルで装飾の多いキラキラのランドセルに人気が集まります。
一方で、高学年での好みを考えて、シンプルなデザインでおしゃれなカラーや、個性を出せるさりげないデザインのものを選ぶ人も多いです。祖父母から購入時の援助がある家庭では、上質な牛革やコードバンなど高価なものも選びやすいです。素材が良いものを選ぶ場合は、さらにシンプルなランドセルが好まれる傾向があります。
女の子のランドセルは、人工皮革のキラキラ路線と、シンプルなランドセルの二極化が起きています。
男の子のランドセルはワンポイントやステッチが人気
男の子では、シルバーなどの目立つカラーを選ぶ場合もありますが、シンプルなものでステッチやワンポイントで個性を出すランドセルが人気があります。
では、シンプルなランドセルで個性を出すには、どのような方法があるののか、紹介します。
シンプルなランドセルで個性を出すには
ベーシックなデザインにおしゃれなカラー
ランドセルの形はベーシックなままで、おしゃれなカラーのランドセルは個性的で人気があります。
シンプルなランドセルで女の子に人気のカラー
・キャメル
・ボルドー
・赤みのある濃いブラウン
また、女の子で黒やネイビーを使う子もいて、高学年になった時に使いやすくおしゃれだという声もあります。逆にシンプルなデザインだからこそ、ビビッドなカラーを選ぶこともできます。
シンプルなランドセルで男の子に人気のカラー
・深い緑
・キャメル
・濃紺
男の子は光に当たると色味が分かるくらい暗めなカラーもおしゃれです。
男の子も女の子も、定番を少しアレンジしたカラーに人気が集まっていますよ。
パイピングやポイントで色を重ねてコーディネートを楽しむ
定番色のシンプルなランドセルでは、パイピングなどの色を変えることで個性を出すことができます。
カラーを変えて個性を出せるポイント
・パイピング
・ランドセル側面のベルト
・前段ポケット(ランドセルの1番小さなポケット)
細かい部分にこだわれるのが工房系のランドセルの魅力です。
ステッチや上品な刺繍でカスタマイズ
ステッチの色を変えたり、上品な刺繍を入れてたりしてカスタマイズすると、シンプルなランドセルにアクセントが生まれるのでおすすめです。
かぶせの縫い目を女の子らしい模様にしたり、黒い革に赤いステッチを使ったりした男の子のランドセルも人気があります。上品で、高学年になっても使いやすいデザインです。
シンプルなランドセルは見えないおしゃれも楽しめる
背負ってしまうと見えないけれど、ランドセルを下ろしたり、荷物を入れたりしたときに見える部分にこだわる方法もあります。
・背当て
・内装
・かぶせ裏
男の子のランドセルでは、背当てやかぶせ裏を個性的な色にしている子も多くいます。黒くてシンプルだと思っていたのに、ランドセルを下ろすと赤い背当てが見えるなど、大人のかばん顔負けのかっこよさです。
また、可愛い内装を好む女の子も多いです。チェックやドットなどシンプルなランドセルと合わせやすい内装が人気です。
シンプルなランドセルを子どもに勧める上手な方法
シンプルなランドセルは、年長児が好むパーツなども少なく、なかなか選んでくれないものですね。ここでは口コミを参考に、どのようにシンプルなランドセルを選んだのか、紹介します。
大好きなお姉さんのランドセルを真似っこ
『近所に小さな頃から大好きな4才年上のお姉さんがいました。通学時にその子のランドセルを見せて「何も付いていないのも、かわいいね。素敵な色だね」と勧めてみました。』
このように、実際に背負っているランドセルを見せる方法は、子どももイメージがわきやすいです。憧れの先輩のランドセルと一緒、というのは子どもにとってポイントが高いので、本人から「シンプルなものが良い」と言ってくれます。
先にメーカーを絞って、その中から選ぶ
『ランドセルを選びに行く際に、大きな展示スペースに行かず、工房直営店舗に行きました。シンプルなものしか置いておらず、本人はその中で自分の気に入ったものを選んだので、満足しています。』
たくさんのランドセルを展示している場所では、さまざまなものが置いてあります。子どもはキラキラしたものが好きなので、シンプルなものを選んでもらうのは難しいです。
しかし、シンプルなランドセルしか扱っていない工房系の店舗に行けば、その中から選ぶことになります。「自分で選んだ」という感覚を持ってもらうためには、無理な誘導よりも、選択肢を狭める方が有効です。
子どもの好みもきちんと検討する
『娘が欲しいと言ったランドセルは、装飾がとても多いタイプのものでした。高学年では使いにくいのでは、と思い話し合いをしていたときに、上の子が「同じクラスの子がキラキラすぎて恥ずかしい」と言っていた話をしてくれて、考え直すことになりました。』
大人がおしゃれだと思うものと、子どもの好みは当然違います。しかし、大人から「これにしなさい」と言われれば子どもも反発しますし、無理に勧めると「これは嫌だった」と、のちのち背負ってくれなくなる可能性があります。子どもの好みをしっかりと聞き、シンプル系のメリットなども伝えながら、一緒に検討するという姿勢を見せることが大切です。
もし、どうしても子どもが装飾の多いタイプを希望するのであれば、シンプルなランドセルにカバーをつけるという方法もあります。これなら、高学年になってシンプルな物が良いと言ったときにも対応できるのでおすすめです。
みんなが納得できる買いものにしよう
シンプルなランドセルは大人から見てもおしゃれで、子どもに選ばせたいと思っている親も多いでしょう。しかし、年長児には魅力的に見えないというのも理解できます。子どもの意見を聞きながら、親が上手に誘導していくのが良い解決法です。
ランドセルの購入に祖父母も関係してくる場合は、子どもと祖父母の意見の板挟みになってしまうこともありますね。カバーなどもうまく使って、みんなが納得できる買い物になるよう、今回の記事を参考にしてみてください。
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