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ランドセルのセカン・肩ベルトは超重要!選び方とポイントは?

ランドセル選び(ラン活)では、デザインやカラーに関心がいってしまいがちですね。でも6年間、お子さまが心地よくランドセルを使い続けるためには機能面も大切です。ここでは背負い心地を左右する「セカン」と「肩ベルト」というパーツについて解説します。



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ランドセルのセカンとは?種類は3つ


 


羽倉ランドセルのセカン


セカンとはランドセル本体と肩ベルトをつなぐ部分で、ランドセルと背中のすき間をなくしてフィットさせる役割があります。セカンによりランドセルの背負い心地や軽さの感じ方が随分変わってくるため、とても重要なパーツと言えます。背カンは大きく分けて次の3つのタイプに分けられます。


1)固定型セカン


肩ベルトが固定されていて開かず(動かず)、着脱しづらいというデメリットがありますが、部品が少ないため壊れにくいのがメリットです。


2)連動型セカン


肩ベルトが左右同時に同じ幅で開くため、体型に合わせて動くのでフィットしやすいメリットがあります。デメリットは、背負ったときにランドセルが中央にきていない場合だと、片方の肩ベルトが浮いたようになることです。でも、お子さまがすぐに違和感を感じるはずなので、正しい位置へ戻せば問題ありません。


3)非連動型セカン


肩ベルトが左右別々の幅に開くため、体型だけでなく身体の動きに合わせてフィットしやすいことがメリットです。しかし、背負ったときや飛び跳ねたときにランドセルが偏った状態でも肩ベルトがフィットしてしまいます。お子さまが修正しなければ片方の肩に重さがかかってしまいます。

どのタイプにもメリット・デメリットがありますが、現在では連動型・非連動型のランドセルが主流になっています。


セカンの素材について


セカン本体は金属ですが、根本部分はプラスチック(樹脂)でできているランドセルがほとんどです。屈曲部分に柔軟性を持たせた方がフィットしやすく背負い心地が良くなるためです。

プラスチックとはいえ、耐久性が高いものを採用しているため、通常の使用で壊れる心配はありません。金属は頑丈ですが、プラスチックに比べると屈曲による金属疲労が大きく、破損しやすいという懸念があります。


ランドセルの肩ベルトは背負い心地の重要な要素


S字肩ベルト


肩ベルトはランドセルの背負い心地に大きく影響します。そのため、お子さまの体型に合った肩ベルトを探すことはとても大事なことです。


肩ベルトのタイプ


セカンのつながっている部分から立ち上がり、カーブしている肩ベルトが主流となっています。これはお子さまの肩にフィットしやすくするためです。現在では、立ち上がりのある肩ベルトが主流になっています。

これに対し、立ち上がっておらずカーブしていない昔ながらの肩ベルトもあります。最初からカーブがあると、お子さまの肩によってはなじまない可能性があるからです。立ち上がりやカーブのない肩ベルトは、2~3か月かけて自然にお子さまの肩になじむようにと作られています。

また、肩ベルトがS字型、X型などの形状をしているランドセルがあります。お子さまの肩にフィットさせるため、各メーカーが研究を重ねて製作しています。


肩ベルトの素材について


ランドセルと同じく、牛革や人工皮革でできています。肩ベルトには大きな負荷がかかるため、牛革が最も丈夫で適していると言う意見もあります。 

肩ベルトの内部には、プラスチック、ウレタンパット、クッション材が入っているランドセルがあります。肩ベルトにカーブをつけたり、衝撃を吸収したり、肩にやさしくフィットさせたり、形状記憶させたりなど、各メーカー独自の工夫によるものです。


セカン・肩ベルトをチェックしてランドセル選び


ランドセルの背負い心地を確かめる子ども


これまでご説明してきた点をふまえ、ランドセルを購入するときに注意するポイントをまとめました。


セカンについて


セカンの丈夫さを重要視するなら固定型、お子さまの身体へのフィット、着脱のしやすさを重要視するなら連動型か非連動型をおすすめします。

セカンの根本部分については、金属であってもプラスチックであってもきちんと耐久テストをクリアできているのかがポイント。

事前に公式サイトやカタログでチェックしておくと安心ですね。


肩ベルトについて


肩ベルトでは立ち上がりの有無をチェックするだけでなく、長さも重要なポイントです。6年生になるまでで、お子さまが大きく成長される場合があります。何センチ位まで対応可能なのか確認するのを忘れないでくださいね。


保証内容は要チェック


現在ほとんどのランドセルは6年保証です。もし、セカンや肩ベルトの修理や交換が必要となった場合に、無料なのか一部有料なのか、必ず確認しておきましょう。


セカンや肩ベルトにまつわるトラブルを防ぐポイント


ランドセルのトラブルを防ぐポイント


髪の毛が挟まる


固定型のセカンは髪の毛が挟まることはほとんどありませんが、可動型のセカンは挟まりやすく痛い思いをするお子さまが多いようです。特に髪の毛の長い女の子は注意が必要です。

セカンを隠せば髪が挟まることがないため、セカン部分を包み込むようなカバーで対応することができます。市販のカバーもありますし、ハンドメイドでもいいですね。髪型を工夫してセカン部分に髪の毛がかからないようにするのも手です。


金属アレルギーがある


ランドセルには金属のパーツが使われています。お子さまに金属アレルギーがある場合は、直接首に触れるセカンに特に注意してください。着脱の時に肩ベルトに付いている金属が肘周りに触れる可能性もあるため、こちらも要チェックです。

金属の中でもチタンなら、アレルギーを起こしにくいと言われています。セカン、肩ベルトなどに使用されている金属の種類をよく確認してください。また、前述のカバーを取り付けることも検討されても良いでしょう。


まとめ


ランドセルを背負う子ども2人


ランドセルを選ぶ際にはセカン、肩ベルトが重要なポイントであることがお分かりいただけたと思います。

インターネットやカタログ通販でも詳しい説明が記載されているとは思いますが、ラン活ではやはりお子さまに実際に背負ってもらうことが一番。トラブルなく、快適にランドセルを使えるように、セカンと肩ベルトについての知識を深めておきたいですね。


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羽倉ランドセルは、非連動型の背カンやS字形状の肩ベルトの採用などにより身体にピッタリ密着して背負い心地が軽く感じられる工夫を施しています。

非連動型の背カンやS字形状の肩ベルトを採用した羽倉ランドセル

ランドセルはショールームや全国の取扱店舗、展示会でじかにご覧いただくことができます。ぜひ、実際に手に取って背負ってみてお確かめいただくことをおすすめします。

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