ランドセルの疑問・質問

学習院型(従来型)とキューブ型(スクエア型)ランドセルの違いは?

今日はバレンタインデーですね!
ランドセルにこっそりチョコを忍ばせてドキドキしている女の子、チョコをもらえるかドキドキしている男の子もいるのではないでしょうか?

今回は、最近見かけるようになったスッキリデザインのランドセルはどうなっているのか?という疑問を解決したいと思います。

ランドセルカタログを見ていると、大きく分けて「学習院型」と「キューブ型」の2種類があることに気づきます。なんだかスッキリ見えるキューブ型、一体どこが違うのでしょうか?そこで、学習院型とキューブ型の特徴とメリット・デメリットについて紹介します。

2つのランドセルの違いは「へり」の構造



ランドセルの構造は特殊な形状のものを除けば、ほとんど同じような形をしています。そのためパッと見ただけでは、ランドセルの種類の違いに気づかない人も多いでしょう。

それでは学習院型とキューブ型の違いは一体何なのでしょうか?その答えは「へりの構造」です。「へり」というのは、ランドセルの大マチと背当てを縫い合わせた部分のこと。この部分に人工皮革素材を巻いて縫うことが多かったため「へり巻き」とも呼びます。この部分の有無で、学習院型とキューブ型を簡単に見分けることができるのです。

学習院型(従来型)のメリット・デメリット



それでは、まず初めに学習院型の特徴について見ていきましょう。学習院型はへりまきの部分が出っ張っており、現在販売されているランドセルの中で最もオーソドックスな形状です。メリットとデメリットは以下の通りです。

メリット


ランドセルの大マチと背当てが合わさる部分に、上からしっかりと皮革を巻いて縫い合わせているため強度がアップし、丈夫な作りになっています。

デメリット


へりまき部分が少々出っ張ってしまっているため、小学校のロッカーなどにスムーズに入らない場合があります。わずかな差ですが、小柄な子が使用する場合は見た目がやや大きく見えてしまうかもしれません。

キューブ型(スクエア型)のメリット・デメリット



次にキューブ型の特徴について見てきます。学習院型にあった「へりまき」の部分が無く、スッキリとしたデザインで、近年増えてきている形状です。メリットとデメリットは以下の通りです。

メリット


「へりまき」の部分が無いため、学習院型よりもコンパクトに見えます。ロッカーなどにもスムーズに入れることができるので、収納場所に困る心配がありません。

また見た目の外寸に対して内容量が多いのも特徴。学習院型のA4クリアファイル対応のものと同じ外寸で、キューブ型はA4フラットファイルまで楽に収納することができます。

デメリット


キューブ型のランドセルが出てきたのは最近のことなので、まだ長く使用された実績が少なく、数十年の歴史を持つ学習院型と比べてどのくらい耐久性があるのかハッキリとわかっていないことです。

また、学習院型と違ってへりまき部分がないため、大マチ部分がこすれ傷がつきやすいと言われています。

なぜキューブ型が登場したの?その理由は?



これまで学習院型がほとんどだったのに、なぜ今キューブ型のランドセルが増えてきているのでしょうか?その理由は「ランドセルの大型化」です。

ご両親が子どもの頃は、B5ノートに対応した小さなサイズが主流でしたが、2010年頃から「A4クリアファイル」に対応したランドセルが登場。2015年頃にはさらに大きな「A4フラットファイル」に対応したランドセルも販売されるようになりました。

ランドセルの中の容量を大きくするということは、当然ランドセル自体の大きさも昔のものと比べて一段と大きくなります。そのため従来の学習院型のままでは、へりまき部分が余計に出っ張ってしまい、収納する際にロッカーのふちに当たるようになってしまったのです。

学習院型と容量は変わらないため、へりまき部分のないスッキリとしたデザインのキューブ型を選ぶ人が、これからどんどん増えていくかもしれませんね。

6年保証が付いていれば、どちらを選んでもいい?



ランドセルの耐久性についてですが、学習院型の方が多くの実績があり、へりまき部分がある点でも衝撃に強いと言われていることをお話しました。

それでは、キューブ型は耐久性で不安が残るものなのでしょうか?実はそうとも言い切れません。キューブ型を作るにあたって、ランドセルメーカーでは様々な研究を重ねて試行錯誤を行い、厳しい耐久テストをクリアしたからこそ販売を始めた経緯があります。

実際、某ランドセルメーカーで修理依頼のあったランドセルの比率を調べてみたところ、学習院型とキューブ型のどちらが多いと言うことは無く、ほとんど同じ比率だったそうです。へりまき部分が無いからと言って、キューブ型が必ずしも衝撃に弱いと言うことはないようですので安心してください。どうしても心配が残るという方は、6年保証が付いたランドセルを購入することで不安を解消することができるでしょう。

まとめ



ランドセルの学習院型とキューブ型の違いについてお話しましたがいかがでしたか?一見同じように見えるランドセルも、それぞれ特徴があることを知っていただけたと思います。

長い歴史を持つ安心感から学習院型を選ぶのか?コンパクトで収納しやすいキューブ型を選ぶのか?どちらでもお好みで選んでいただいて大丈夫。形状にこだわらず、好みのデザインやカラーを重視して選ぶのもいいかもしれませんね。

ランドセルは6年間使用するものですので、皆様にとって納得のいくランドセル選びができることを願っています。