「鞄の街」豊岡からお届け
ランドセル通信
ランドセルの疑問・質問
2020.11.19
大人っぽい! おしゃれなランドセル選びのポイントは?
周りの子とは違うおしゃれなランドセルも魅力がありますね。
ただ、おしゃれと思ったランドセルに子どもが飽きてしまうこともあります。
6年間を通して「おしゃれ」だと感じられるように、どんな服にも似合うシンプルで大人っぽいデザインを選んではいかがでしょうか。
この記事では、高学年になっても愛着を持てるおしゃれなランドセル選びのポイントをご紹介します。
大人っぽいおしゃれなランドセルって?
子どもの好みはどんどん変わりますので、購入するときにすごく気に入っていたランドセルも、数年後には恥ずかしくなってしまうことがあります。
お子さんが6年間自分のランドセルに愛着を持って登校できるように、大人っぽいイメージのランドセルを選んではいかがでしょうか。
原色じゃないカラーリングで自分好みの色を楽しむ
ランドセルのカラーバリエーションや素材は豊富になってきました。
最近は人工皮革だけでなく、牛革のランドセルでも赤や黒といった原色以外のさまざまな色が見つかります。
たとえば数年前から人気となっているブラウンやキャメルは男女どちらでも使える色であることや、
大人用のバッグと同じような色であることから、高学年になっても飽きないランドセルとして注目されています。
また、これまであまり見かけなかったような大人っぽい色のランドセルもありますので、他の子とかぶりたくない方におすすめです。
カラーバリエーションが豊富なシリーズのランドセルを選べば、派手すぎないのに個性的な自分好みの色が見つかるでしょう。
さりげない2色づかいも程よく個性的
2色使ったコンビカラーのランドセルは、さりげなく個性が主張できておしゃれです。
ほんの少しだけアクセントを加えたいなら、ステッチの色を変えたコンビカラーがおすすめです。
たとえば男の子なら黒のランドセルに赤や青のステッチが入ったものが人気となっています。
また、本体とかぶせの縁取りの色が違うランドセルも男女共に好評です。
たとえば女の子用のブラウンのランドセルにピンクの縁取りがあると、コンビカラーの効果でランドセルに可愛らしさがプラスされます。
もっと大胆な2色づかいなら、大マチとかぶせや肩ひもの色が違うタイプもあります。
色の組み合わせが魅力的なので、個性的なランドセルを選びたい方におすすめです。
飽きのこないシンプルさで6年間愛着を持てる
装飾たっぷりの派手なランドセルは、子どもにとって魅力的なようです。
「派手すぎるかな?」と思いながらも、子どもが気に入ったものを買ってあげて喜ぶ顔が見たいという親御さんも多いことでしょう。
しかしランドセルを選ぶとき、「6年間飽きずに使えるか」ということを考慮しないと、子どもはだんだん華美なランドセルが恥ずかしくなってくるかもしれません。
シンプルで上品なランドセルなら飽きることがないので、6年間自信を持って背負うことができるでしょう。
背あてや内装で差をつける
見えないところにも気を使うのが本当のおしゃれだといわれます。
ランドセルも、外から見えにくい部分までおしゃれなものを選んではいかがでしょうか。
ランドセルの背あては基本的に白が多いですが、最近は背あてに個性的な色を使ったランドセルも増えています。
普段背負っているときは見えなくても、置いたときにカラフルな色が見えておしゃれですよ。
たとえば男の子用のランドセルで背あてが黒のものがありますが、シャープな印象でカッコいいだけでなく、汚れも目立ちません。
内装はシンプルでベーシックな無地もあれば、知的なチェック柄、かわいい花柄、キュートなドット柄などさまざまなものがあります。
内装がお気に入りの柄なら、荷物を出し入れするのも楽しくなりそうですね。
デザインだけじゃない!おしゃれの要素
おしゃれの決め手はデザインだけではありません。次のようなポイントにも注意してランドセルを選びましょう。
傷がついてもかっこいい素材か?(エイジング)
ランドセルは6年間も使うので、どんなに大事に使っていても傷がつく可能性はあります。
使うのは子どもなので、地面に置いたり投げたりして、少々乱暴に扱う可能性もあるでしょう。
擦れて傷がついてしまったとき、傷のせいでランドセルが台無しになってしまうようでは、子どもも恐る恐る使わなくてはいけません。
しかし、傷がついてもかっこいいランドセルなら、多少の傷を気にすることなく使えるので安心です。
牛革やコードバンといった本革のランドセルは、革の成長(エイジング)が楽しめます。
使い込むことによって柔らかさやツヤが増し、刻まれた傷も味わいとなるランドセルなら、子どもも愛着を持って6年間使うことができるでしょう。
背負ったときに猫背にならないか?
身体にフィットしないランドセルは、背負った時に背中とランドセルの間に隙間が開いてしまいます。
そのため子どもは前傾姿勢になり、見た目がよくないだけでなく身体に負担がかかってしまうことに。
このような姿勢を長く続けることが猫背の原因にもなるとも言われています。
背負ったときに身体にフィットするランドセルなら、姿勢よく背負えて子どもの身体に負担をかけません。
背負っている姿がおしゃれなうえ、体感重量は実際の重さよりも軽いので、登校が楽になります。
持ち物がしっかり入るか?
小学生の荷物は意外とたくさんあります。鍵盤ハーモニカや習字道具など、どうしてもランドセルに入らない物以外は、できるだけランドセルに収納できると登校が楽になるでしょう。
最近はA4フラットファイル対応のものを選ぶために、ランドセルの横幅をチェックして購入する方が多いようですが、大マチのサイズもチェックして十分な容量があるか確認しましょう。
容量が大きければ、手に持つ荷物を減らすことができます。
おしゃれのためだけでなく安全のためにも、持ち物がしっかり入るランドセルを選びましょう。
成長で好みが変わることも視野に入れて選ぶのが〇
ランドセルを選ぶ時期の子どもの年齢は、まだ5~6歳です。
小学校の高学年になる頃には好みが変わっていて当然ですよね。
長く使うことを考えると、装飾がたっぷり施されたランドセルではなく、シンプルで飽きのこない上質なランドセルこそ本当におしゃれなランドセルなのかもしれません。
ランドセルを購入するときは、お子さんの希望も重視しつつ、飽きのこないものを選ぶようにアドバイスしてあげてはいかがでしょうか。