羽倉のランドセルづくり【5.手縫い・鋲打ち・ショルダー付け】

【1枚の革からランドセルが完成するまで】の製作工程の様子を5つの動画でお届けします。


今回の工程で、いよいよランドセルが出来上がります!

ミシンで一度縫った箇所を補強する「手縫い」、底面に留め具とベルトを付ける「鋲打ち」、 そして最後に行なう「ショルダー付け」をご紹介。



◆5.手縫い・鋲打ち・ショルダー付け


 


手縫い


まずは「千枚通し」を使って下穴を開けます 。

糸にロウを塗ってから、2本の針で交互に塗っていきます 。

針を1回通すごとに、左右に引っ張りながら締めることで さらに強度が上がります。


鋲打ち


「鋲打ち機」を使って、ランドセルの重量を支える部分から、 美鋲ベルトや前じめベルトなどを止めていきます。




ショルダー付け


ペンチのような道具を使って、ランドセルの本体の背面に ショルダーを付けていきます 。

大きな道具を使って、片手で一気に締めるので かなりの力が必要になります。




ここまで動画でご紹介できたのは、450ある工程のうち、ほんの一部。

こうした作業をひとつひとつ積み重ねて、「羽倉ランドセル」が出来上がります!もちろん、お客さまのお手元に届いた後も、羽倉が6年間しっかりサポート。

お子さまの卒業の日まで、このランドセルが相棒としての役目を果たせますように。

想いを込めて、ひとつひとつ丁寧にお作りしてお届けしています!