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読売新聞の取材を受けました!2018.06.21朝刊掲載

読売新聞掲載情報


先日、羽倉の手づくりランドセルは読売新聞の取材を受けました。

その模様が2018年6月21日の読売新聞朝刊に掲載されましたのでご紹介します。


君だけのランドセル


豊岡初の注文生産 地元業者が販売


豊岡市泉町の鞄製造会社「羽倉」が、オーダーメイド(注文生産)によるランドセルの販売に乗り出した。豊岡は昭和初期から発展してきた鞄の名産地だが、こうした取り組みは初めて。「豊岡鞄」のブランド認定も得ており、培った技術を生かして「鞄の街から届く手作りランドセル」として全国に売り出す狙いだ。(松田聡)

 


全32色「手作りと革の良さPR」


革を使い、鋲をできるだけ打たず、糸で丁寧に縫って補強するなど工夫。合成皮革を取り入れた商品も含め、32色を用意した。好みで花柄などの模様をつけられ、部分ごとに色の組み合わせも可能。価格は5万4000円~8万5000円(税込み)。

同社は1963年に鞄の材料販売会社として創業。2代目社長の羽倉嘉徳さん(54)が、「お客さんの顔が見える商品作りを」と、ゴルフバッグのデザインで取引があった大阪府泉佐野市のデザイナー三谷忠史さん(58)を専務に迎え、同府吹田市の販売代理店「アーツ」の協力を得て、ランドセルの製品化を目指した。

昨年6月に自社工場内にショールームを作って秋に売り出し、今年から本格的に販売。ショールームには神戸市や姫路市、京都府福知山市から親子らが見に来ることがあり、今後は首都圏での販売にも力を入れたいという。

ランドセル商戦は早く、メーカーによっては7月に来春向け製品の商戦が終わる。羽倉さんは来春までに3300個の製造を見込んでおり、「革の良さを生かしたランドセルを豊岡から送り出したい」と意欲をみせる。

問い合わせは「アーツ」(0120・38・7706)