羽倉のランドセル

蒸し暑い夏も、ランドセルを快適に使ってほしい! 背負い心地と通気性アップの工夫

じめじめとした湿気が身体にまとわりつくような、蒸し暑~い日本の夏。
梅雨から夏の季節、重いかばんを背負ってしばらく歩くと、下ろした時にはシャツの背中が汗でぐっしょり…という経験、ほとんどの方は身に覚えがあるのではないでしょうか。

一年じゅう通学に使うランドセルも、この「蒸し暑さ対策」は重要なテーマ。
暑い季節にいかに快適に背負って&使ってもらえるか、ランドセル工房も知恵を絞り、あれこれと工夫をこらしています。
今回は、蒸し暑い季節にも快適に使ってもらうために、「羽倉の手づくりランドセル」がとりいれている工夫をご紹介します!

まずは、身体に寄り添う構造で「感じる重み」を減らす




「身体とランドセルの間にすき間があれば、風通しが良くていいんじゃない?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
が、ランドセルの使い心地を考える上で、背中との間に大きなすき間があくのはNG!
背中との接触面が多いほど、身体が感じる荷物の重みは軽減されるからです。


どんな季節でも、快適に背負って軽やかに歩けるランドセルの基本は「重さを感じにくい」構造であること。
ランドセルの素材自体は軽くても、身体にしっかり密着できる造りでなければ、肩や腰など身体の一部に荷物の負荷が集中してしまったり、歩く時のバランスがとりづらくなったりして、結果「重い!」「しんどい!」と感じることになります。


身体がずしりと重さを感じてしまうと、どんどん体力を消耗して、暑さ&重さ、ダブルのダメージを受けてしまいますよね。
まずはフィット性を高める工夫が、身体の負担を減らして一年中、快適に背負うためには欠かせないことです。


フィット性を高めるために、羽倉がとりいれているのが……

Sのカーブでぴったり寄り添う!S字肩ベルト




その名の通り、Sの形をした肩ベルト。身体の曲線にフィットし、すき間ができにくい構造を追求したものです。

ベルト付け根の「セカン」と呼ばれる部分も、根元から立ち上がっているタイプ。肩の丸みに沿う設計です。


ベルト全体で荷物の重さを受け止めて、身体の負担を軽減してくれる造りになっていますよ。

薄着の夏でも、厚着の冬でも、フィット性が変わらないのもポイント。
まだ小柄なお子さまでも肩ベルトがずり落ちにくく、荷重を分散させてくれます。

3層構造のクッションでふっくら密着!背あて面




羽倉の背あては3層構造。厚みと硬さが異なる素材を組み合わせています。
腰のくぼみに当たるエリアのクッションが分厚くなっているので、すき間ができず、ふっくら&やさしく密着する自然なフィット感。
この構造も、背負いやすさや軽さを感じられるポイントになっていますよ。

密着エリアは、通気性を高めた素材で湿気を逃がす


「軽い背負い心地」を実現するために身体と密着させる、肩ベルト裏や背あてクッション。
その通気性にも、もちろんこだわっています!


密着するこの部分の素材には、帝人コードレ社製の高機能な人工皮革「エアリーソフト」を採用しました。


ホワイト・ピンク・ブラックの背あてパーツ

コードレ社製の人工皮革の特徴は、軽さ・柔らかさ・耐久性。これに加えて、通気性を強化したのがこの「エアリーソフト」(メーカーでは主にエアリーと表記される高機能素材ですが、羽倉ではこの呼称です)。
湿気を外に逃がす構造なので、蒸れを最小限に抑えてくれますよ。

内装にもメッシュ素材をとりいれて快適に




ランドセルのかぶせ(フタ)をあけたところにあるポケット。よく時間割表を差し入れて使う部分です。この部分、素材によっては裏側が革と張り付いて「あまり触りたくないな…」という感触になってしまうことも。

羽倉では、この部分をメッシュ素材にしました。通気性を良くして、カビの発生や汚れがたまることを防ぐためです。湿気がこもらないので、付属している時間割表の出し入れもスムーズに行えますよ。

ご家庭でできる湿気対策


もし、ご愛用中のランドセルが湿っていると感じたら、新聞紙や乾燥剤を中に入れて除湿することをおすすめします。

長いお休み期間中や入学前を含め、ご自宅で保管する際には風通しの良い場所に置くのが安心。
クローゼットや押し入れに入れて保管している場合は、晴れた日には扉やふすまを開け、定期的に換気するようにしてくださいね。


汗をかきやすいお子さまの場合、夏場はランドセルに「背あてパッド」を取り付けるという対策も有効でしょう。湿気を吸って外に逃がし、すばやく乾いてくれる素材なので、背あて面がべたつくのを防ぎます。取り外しが簡単なタイプなら、こまめにお洗濯できるので衛生的ですね。
(羽倉では現在のところ、ランドセルとセットの背あてパッドはお作りしていません。市販の背あてパッドをお試しになる際は、サイズを事前にご確認ください)


また、ランドセルが濡れた際には、乾いた柔らかい布で拭きとり、直射日光の当たらない場所で自然乾燥させましょう。かぶせをあけた状態で、内側も乾かすようにしてくださいね。

蒸し暑い季節も、通学が軽やか&快適になりますように!


日常生活のなかで「熱中症に注意しながらのマスク着用」が推奨されている2020年の夏。お子さまが小学校を卒業するまでの間にどうなっていくかは未知数ですが、熱中症対策として、お顔や身体の「感じる蒸し暑さ」を少しでも軽減するための工夫がますます求められそうです。

ランドセルにとりいれるべき対策、求められる工夫も、これからどんどん変わっていくかもしれません。
羽倉の手づくりランドセルは、常に使ってくださる皆様の声に常に耳を傾け、快適に心地よく使えるランドセル、時代にフィットするランドセルのためにアップデートを続けていきます!


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