ワンポイントアドバイス

6年間「型崩れ」しないランドセルの選び方と工夫とは?

「6年間大切に使って欲しい」それがランドセルを背負う我が子への願いではないでしょうか。製品研究が進んだ今、高スペックは当たり前。ランドセルの「型崩れ」に関してもパパやママが小学生の頃に比べて格段に改善されています。どんな秘密があるのか、探ってみましょう。

※この記事は2020年1月15日に更新しました。(初公開日:2017年9月5日)



型崩れしにくいランドセルは「大マチ」に強度がある




 

型崩れしにくいかどうかには、大マチ部分の構造が大きく関係しています。大マチとは、ランドセル本体の側面部分のこと。大マチによって、ランドセル収納のメインスペースが作られています。

大マチの内部には、芯材が入っています。ランドセルはかぶせ側からの圧力を受けることが多いため、大マチはランドセルが最も型崩れしやすい箇所。よって、大マチに硬い芯材を入れることで、ランドセル全体の耐久性をアップさせているんです。

これで安心!丈夫な大マチのランドセルを選ぼう!




大マチの芯材には、各メーカーいろいろな工夫を凝らしています。ただ、安価なランドセルの中には芯材を入れていないものや弱い素材の芯材を使用している場合があるので、購入時には確認しておくことが大切。
ここでは、各メーカーの工夫を3つご紹介します!

【工夫タイプ1】強い樹脂やプラスチックの芯材


一般的なランドセルは、耐久性のある素材を芯材として使うことで型崩れを防いでいます。大半のランドセルの芯材には、研究を重ねて作った強い樹脂やプラスチックを採用。圧力がかかっても簡単には曲がらないようになっています。

羽倉の手づくりランドセルでは、大マチにT字型の芯材を入れています。上下・左右どの方向からの負荷にも強い形状の芯材が、ランドセルの強度を高めてくれるんですよ。

【工夫タイプ2】フレーム一体型


大きな芯材を使って、左右の大マチと前面を合わせた3面をぐるっと覆ってしまうのが「フレーム一体型」です。一体型にすると前面にも芯材が入るため、さらに強度が増します。芯材が増えるぶんランドセルの重さも増すのがネックですが、芯材の素材を工夫することで重さ対策をしているようです。

【プラスの工夫】取り出し口やマチ上部の変形防止補強


さらに耐久性にこだわるメーカーは、他の部分にも補強材を採用しています。例えば、マチの上部に変形防止板を取り付けているランドセルもあります。ランドセル上部のマチ部分に樹脂板をつけて、弱点である上部にかかる力を分散しています。

他には、取り出し口に樹脂やワイヤーを入れて変形を予防しているものも。マチ上部を補強するだけでなく、傷みやすい取り出し口を長持ちさせる効果もあります。

購入時には芯材のチェックを抜かりなく!


ランドセルを実際に下見しに行く際には、見た目や背負いやすさなどに加えて、芯材の素材や耐久性・強度もチェックしておきましょう。芯材の素材や工夫については、カタログやホームページなどであらかじめ調べておくと、比較がスムーズです。売り場では以下の点を確かめてみましょう。

・かぶせ側から押して強度があるかどうか

・左右に歪ませた時に、元の位置に戻るかどうか

・側面(大マチ部分)を押して強度があるかどうか

中から覗いて見た時に、収納部が直角に曲がっていないものはフレーム一体型です。元気いっぱいに動き回る男の子など、特に耐久性を重視したい場合にはフレーム一体型のランドセルを選んでおくと安心かもしれません。

小柄なお子さまや通学距離の長いケースなど、重さを少しでも軽減したい場合には、他の形で工夫しているランドセルを選ぶのも手でしょう。

万が一の時のランドセル型崩れ対処法&直し方




型崩れは、一度に大きな衝撃が加わって起きてしまうこともありますが、たいていは日々の積み重ねで起こるもの。「あれ、こんなに凹んでいたかしら」とふと気になりだすことも少なくありません。

型崩れに気づいた時には、どうすれば良いのでしょうか。


ランドセルの型崩れへの対応は、メーカーへの相談が基本です。一旦ついてしまったシワや凹みは、素人が簡単に直せるものではありません。修理や修復を考えるレベルに達した際には、自分で直そうとせず、メーカーに問い合わせてみましょう。素人判断の修理は、さらに状態を悪化させたり、ランドセルの耐久性を損なってしまう可能性もあります。

軽度の場合は、内部に硬い厚紙などの補強材を入れる


シワや少しの変形の段階なら、修理よりもこれ以上悪化させない対策を講じると良いでしょう。収納部に硬い厚紙やPPシートなどを入れて補強して様子をみましょう。

型崩れに気づいた際は、お子さんとともに、ランドセルの扱いについてもう一度振り返ってみる機会にすると良いですね。

型崩れは6年間保証の対象?無料でできる?




ほとんどのランドセルに、6年間の保証サービスがついています。保証にはメーカー独自の保証と日本ランドセル工業会の保証の2種類がありますが、型崩れなどの修理の場合には、まずメーカーに問い合わせるのが一般的です。

ほとんどのランドセルメーカーで修理・修復が可能ですが、無料保証の対象かどうかは、問い合わせてから…になります。例えば、本人の扱いが悪かったために型崩れが起きた場合、有償保証になることもあります。また、実際にランドセルの状態を見て、有償か無償かを判断するケースもあります。

型崩れを阻止!子どもに注意させるポイントは?




一度型崩れしてしまったら、簡単には直りません。つまり、ランドセルを綺麗に保つには、いかに大切にランドセルを扱えるかどうかが重要です。ランドセルを選んだら、正しい使い方をお子さんに身につけてもらいましょう。

  • ランドセルの上に座らない・乗らない

  • ランドセルの上に重い荷物を載せない

  • ランドセルを背負ったまま、壁にもたれない

  • ランドセルのかぶせを下にして長時間置かない


どれも小学生の子どもたちがついついやってしまいそうな行動です。特に、元気な男の子は、登下校の際ランドセルを背負ったまま遊びに夢中になりがち。ランドセルを椅子や踏み台代わりにしたり、投げ置いたりしないように注意しましょう。

また、一度型崩れができてしまうと、大切に扱うモチベーションが下がりやすくなります。その意味でも、凹みやシワを付けない扱い方が肝心ですね。

【親にできること】失敗しないランドセル選び&正しい使い方の徹底




6年間型崩れしないランドセルは、親と子双方の努力によって成り立ちます。親ができるのは二つだけ。一つは型崩れしにくい工夫がされたランドセルを選ぶこと。もう一つは、形を長持ちさせるための正しい使い方を、お子さんに教え学ばせることです。

型崩れしにくいのは、大マチ部分に強い耐久性があるランドセルです。ランドセル選びの際には、ぜひ大マチの芯材にも着目して、丈夫なランドセルを選びましょう。

 
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